高島野十郎展

千葉県立美術館の高島野十郎展にいってきました。
あまり有名な人ではありません。
野十郎は「やじゅうろう」です。

東京帝国大学の水産学科を首席で卒業して、
その道で将来を嘱望されながら、あえて
画家としての道を選んだ。
展覧会などにはほとんど出品せず、孤高の画家として
絵を描き続けた。

上のチケットの画像のように蝋燭の炎はずっと描き続けたモチーフ
だそうです。

静物だけでなく風景画、人物画などもあります。
精緻、ていねい、静謐といった形容詞が当てはまる画風です。

展覧会の目玉にしていたのが、月の画。
月ではなく
闇を描きたかった。
闇を描くために
月を描いたのです。

ポスターに書かれている野十郎の言葉です。

基本写実画ですが、花の画のいくつかは全部こちらを
向いているようなありえない構図のような気がします。

独特の生き方をした野十郎
画は精緻、ていねい、静謐
宗教的な趣もあります

面白かったです
お勧めです

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