日銀マイナス金利解除

昨日19日、日銀がマイナス金利解除を決めました。
マイナス金利は銀行が日銀に預ける際の、一部に適用されて
いるものです。
それでも預金の利率や住宅ローンの金利などに間接的に
影響してきます。

今日の日経新聞で笑ってしまったのは、
「金利のある日常再び」という見出しでした。

そこに書いてあるのは、
「普通預金の金利が20倍になった」
確かに都銀などで0.001%から0.02%に
引き上げられたようですが、100万円預けても
1年間の金利がたった200円です。

これで金利のある日常再びなんてチャンチャラおかしいです。

昔は、国債が8%を越えている時もあったのです。
郵便局の定額貯金は半年複利で年率換算で8%を越えるときが
あったと記憶しています。

昔、銀行の人と
「1億5千万円あると利子だけで余裕で暮らせる」
という話をしたことがあります。
1億5千万円 × 8% × 0.8(税金控除後)= 960万円
という計算だったと思います。

現在は10年の大口定期でも0.2%です。
1億5千万円 × 0.2% × 0.8 = 24万円
全然金額が違います。
ひと月暮らすのがやっとです。

ひょっとして、この記事を書いたのは若い記者さんなのかも
しれません。
8%の金利なんて知らない世代でしょうから。
給与収入のない藤四郎とすれば8%とまではいいませんが、
4%の金利があるとちょっと余裕が出るのですが…

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