南海トラフ地震は来る!?

昨日は宮崎で震度6弱、マグニチュード7.1の地震があり、
「南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意」が発表されました。

南海トラフ地震の想定震源域でマグニチュード7.0以上の
地震が起これば、ほぼオートマチックにこの「巨大地震注意」
が発表されることになっていました。

マグニチュード8.0以上だと「巨大地震警戒」

南海トラフの想定震源域内の比較的大きな地震は
巨大地震の前兆であるかもしれないので、
確率は低いが巨大地震にも注意、警戒しましょう

という制度です。

制度全体の趣旨説明が気象庁、報道番組で
あまりうまくされていなかったように思います。

特に行動制限(想定被害地域への移動を避けるなど)
や事前避難はなくて、
日頃の備えの再確認+すぐに避難ができるようにしておく
というのが基本です。

南海トラフ地震は100年から150年周期で
大地震が発生するとされています。(内閣府ホームページより)
1946年の昭和南海地震から今年で78年です。
普通ならまだちょっと早い感じですが、
東日本大震災で早まったりするのかもしれません。

869年 貞観地震(M8.3)→ 東日本大震災(M9.0)に相当
887年 仁和地震(M8.5)

2011年の東日本大震災は貞観地震以来1100年ぶりの
地震といわれましたが、貞観地震の18年後に
南海トラフ巨大地震と思われる仁和地震が起きているのです。

備えをしておくに越したことはありません。

また当時を振り返ると、
878年に相模・武蔵地震が起きています。
首都直下型地震も注意するにこしたことはありません。
昔は関東大震災69年周期説というのがあったくらいなんですが
大きな地震がこないまま100年を過ぎているのですから。





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