公約雑感③ 最低賃金の引き上げ
最低賃金の引き上げを主張する党が多いです。
立民、共産、れいわ、社民、そして与党の公明党もいっています。
金額は皆足並みをそろえて1,500円。
現在の全国平均が1,055円ですから、その約1.5倍です。
すごい引き上げです。
藤四郎はこれもありかもしれないと思います。
現在、最低賃金でどうにかやっている企業も
最低賃金が1,500円になるとバタバタ倒産する。
倒産する企業は生産性が低いわけですから、
そのような企業がなくなると、全国平均の
生産性は上昇します。
失業率は当然上昇しますが、長期的には生産性の
低い分野から高い分野への労働移動が起こります。
ここまで考えてやるのなら、それもあり。
中小企業が倒産するといって、そこで慌てて補助金を
出して延命を図るようなことをしてはいけません。
このような施策ができるのは、人手不足が顕著で
失業率が低い時期です。
今でしょ!
まあ、いきなり1,500円にあげるのは非現実的ですので
毎年7%上げていくと5年後に1,480円です。
(公明が5年以内に1500円といっているのと
ほぼ同じになります)