英総選挙 保守党惨敗!!

イギリスの総選挙は保守党が206→412と議席を倍増。
保守党が345→121と3分の1近くまで減らす惨敗でした。

近年の保守党はEUからの離脱を主導したり、移民を国外に移送するなど、
反グローバリズム、ポピュリズムの政党になっていました。
右傾化の先駆けだったと思います。

その保守党がここまで負けるというのは、よほどEU離脱などが
失敗だったと英国民が身に染みているということなのでしょう。

ただ、単純に反グローバリズム、ポピュリズム政党の敗北という
側面のほかに、エリート主義への反感という面もあると思います。

保守党は経済界(大企業)と結びついた富裕層、エリートたちの
政党と評価され、国民が変革を求めたということです。

アメリカ、ドイツ、フランス、イタリアなどでは反グローバリズム、
反エリート主義が一体となって、トランプ氏や極右政党が席巻している
図式です。

今回の労働党の勝利も反グローバル主義の敗北というより、
反エリート主義の勝利なのかもしれないと思いました。

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