石破首相の所信表明
昨日、石破首相が国会で所信表明演説をしましたが、
あまり評判がよくないようです。
日経の社説の見出しは
「石破首相の構想と熱意が伝わってこない」
藤四郎は、
①法人税、金融所得課税に関するスタンス
②今後の年金
③経済・財政運営の方向性
などに注目していました。
所信表明では
①はスルーでした。
選挙前だからなのでしょうが、増税が禁句のように
なっているのはどうなんでしょう?
②「医療・年金・子育て・介護など、社会保障全般を見直し、
国民の皆様に安心していただける社会保障制度を確立します」
給付と負担をどのように見直すのか?
抽象的でどうするのかがわかりません。
③「賃上げと人手不足緩和の好循環に向けて」と
基本は岸田政権の施策を引き継ぐようです。
岸田政権の「新しい資本主義」というのは最後まで
わかりませんでしたが・・・
「足元で物価高に苦しむ方々への支援が必要」
「地方創生の交付金を当初予算ベースで倍にすることを目指す」
などは、バラマキ方式というような印象です。
「ワイズスペンディングを徹底する」とは言っていますが・・・
まあ、選挙直前という中での所信表明ですので
このようになってしまうということでしょうか。
それにしても、石破首相なのですから、「筋を通す」
ことをもうちょっと考慮してもよかったのでは。