英一蝶展 サントリー美術館
英一蝶(はなぶさいっちょう)展を観にサントリー美術館に行ってきました。
江戸時代の日本画家で、経歴がすごい。
絵は狩野派に学び一流です。
加えて、松尾芭蕉、宝井其角などとも交流があり
俳句もものにしています。
さらに吉原などで幇間(ほうかん=太鼓持ち)をしていた!
御得意客は豪商や大名!!
そして、極めつけは罪人として島流しにあってます。
40代後半から12年間、三宅島に流されています。
生類憐みの令を揶揄する流言に関わったといわれて
いますが、真相はよくわからないようです。
展覧会のタイトルにあるように風流才子なのです。
それも酸いも甘いも全部自分で体験してわかっているのです。
本日は平日。なのに結構混んでました。
オプションの音声ガイドをつけるのがお勧めです。
600円かかりますが、ナレーターがなんと神田伯山!!
展示の説明に書いてないこともたくさんあり、
一蝶の作品をより楽しめます。
おまけの講談(もちろん一蝶が主題)まであります。
面白い展覧会でした。
11月10日までです。