「ANORA アノーラ」

アカデミー賞で5部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞)の
受賞に輝いた「アノーラ」を観てきました。
ストリッパー(他の映画評ではセックスワーカー)のアニーことアノーラ
がロシアの新興財閥のドラ息子と出会って繰り広げる物語です。
18禁です。
今日の午前中から見に行きました。
自由人の特権です。
昼に外に出たらいい天気でまぶしかったです。
一部のシーンで18禁かな?と思っていたら
最初から最後までそのようなシーンがたくさんありました。
言葉で、ものすごく使われていたのが” fuckin’ ”
「くそ~」と訳される言葉です。
とても上品とはいえない映画です。
上品でない映画も嫌いではないのですが・・・
アメリカの底辺の実態を描いた映画といえばそうなのでしょう。
金持ちと娼婦という組み合わせはジュリア・ロバーツの
「プリティ・ウーマン」がありますが、印象はとても異なります。
爽やかなハッピーエンドではいられない時代の反映なのかもしれません。
アカデミー賞にこんな作品が選ばれたという意味で、一見の価値はあります。