全然読めない首相指名

今日の日経新聞には、首相指名で3つのシナリオが示されていました。
①自民単独で高市首相
②自民+αで高市首相
③立維国で玉木首相
テレビでは協議の時間を確保するために、
石破首相が辞職を先延ばしするというシナリオも示されていましたが、
散々政治空白だと批判されていますのでこれもやりづらいでしょう。
上記以外に、
④自国で玉木首相
というのもありえるのではないかと思います。
自社さ政権で社会党から村山首相が誕生したように。
野党統一候補として玉木首相は立憲民主とは基本政策が違う
といって難色を示していましたが、基本政策を違うからこそ、別の政党なので
あって、基本政策を変更しろというのはハードルが高すぎる要求のような
気がします。
未来永劫に連立政権でやっていくのではないと割り切って
衆院選までの最長3年間の合意を目指せばいいと思います。
例としては、基本政策については
原発は現在計画されつつある建て替えのみ認める
安全保障については現状維持で手をつけない
のように大きな政策変更はしないことにして、
一方、合意できる政策を列挙する
103万円の壁は○○万円まで引き上げる
ガソリンの暫定税率は撤廃
選択的夫婦別姓の法制化
そうすれば③の目がでてくるかもしれませんが、
立憲、維新を束ねていくのはとても大変そう。
自民党と組む④の方が楽ちんそうです。
玉木氏は、どうも④を狙っているように思えるのですが
どうでしょう?
連合の芳野会長が国民民主と自民との連立は容認できないと
発言しているのがネックですが、④も有力でしょう。
20日ごろに臨時国会召集とのことですが、さてどうなりますか。