何でもあり? USスチール買収阻止

今日の日経夕刊のトップはUSスチールの買収阻止でした。
バイデン大統領が、日本製鉄によるUSスチールの買収を阻止することで
最終調整をしているというのです。

大統領選挙だから何でもありになっているのでしょう。
変な政策です。
日本は同盟国なのに、USスチールの買収が米国を脅かすと
判断されるんですから。

ペンシルベニア州は大統領選挙の激戦州です。
USスチールの本社、工場の所在地でもあります。
労働組合は買収に反対しています。
トランプ氏が買収反対を言っているので、それに負ける
わけにはいかないと反対をするのでしょう。

USスチールは鉄鋼王カーネギー(カーネギーホールを寄付した)

の流れをひくかつての名門企業でもあります。

法による支配、自由主義を振り捨てた決定になってしまう
残念な政策だと思います。

でも似たようなことを日本もやっている。
しばらく前にラインの資本関係について、韓国資本を見直すように
総務省の指導がありましたよね。
これは全然意図がわかりませんでした。

資本関係云々よりも情報漏洩のおそれがあるならそれを
是正させればいいはずで、なぜ資本関係まで問題にするのか?
せっかく良好な関係にある韓国の尹大統領政権にケンカを売っているのか?
詳しくは調べていないのですが、ニュースをきいたときはとても
違和感を覚えたものでした。

今後、どのような展開となるのか注目です。

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