トランプ2.0の世界① ウクライナ 

トランプ氏が大統領に返り咲くことが決定しましたので
今後の世界を想像してみたいと思います。

ウクライナは一番想像しやすい。
現状固定(ロシア領内のウクライナ占領地域はロシアの占領地域と交換)で停戦。

アメリカとNATO諸国の描いていたシナリオーーー
ロシアに勝たせない(力による現状変更を認めない)
ロシアを追い込まない(核兵器を使わせない)
経済制裁でロシアが自壊するのを待つ

ところがロシア経済はGDPで3%を越える成長をする(2023年)など
経済的に行き詰まる気配がありません。
そうなると戦争終結の見通しが立ちません。

ロシアの力による現状変更を認める形で停戦となれば
これまでの戦いは何だったのか?
正義はどこにあるのか?
そういう批判を巻き起こすでしょう。

でも藤四郎はそれもありだと思います。
他に終結プランが見当たらない中、果てしない戦争をウクライナに
負わせるというのは如何かと思うのです。

力による現状変更を認めることは中国の台湾侵攻に影響を与えるでしょう。
そのリスクをトランプ氏は何も考えていないだろう
という心配はありますが・・・

キケロの言葉があります。
もっとも正しい戦争よりももっとも不正な平和のほうを私は選ぶ

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