不正な平和はありだけど…

ロシアのウクライナ侵攻から今日で3年です。
一番かわいそうなのは戦地の子どもだと思います。
銃火におびえる日々で未来を閉ざされてしまいます。
そんなことを思うと、
大義の戦争よりも不正な平和を
というギリシアの哲学者キケロの言葉を支持してきました。
ところが最近のトランプ大統領の言動を見ていると
不正な平和にも程度があるのではないかと考え始めました。
アメリカが主導しているのはロシアに譲歩して、ウクライナの降伏に
等しい停戦です。
これまでの見返りに資源をアメリカに差しだすことにもなりそうです。
不正な平和ではなくて、単にアメリカ・ロシアによる弱い者いじめ
のように見えてきます。
ウクライナにすれば
降伏に等しい停戦を受け入れるか
アメリカの援助なしで戦いを続けるか
この二択しかないように思えます。
果たして、ヨーロッパがアメリカ分を肩代りしてくれるでしょうか?