魔女狩りはフェイク情報、陰謀論から

「サピエンス全史」を書いたユヴァル・ノア・ハラリ「ネクサス」
を読んでいます。
まだ途中ですが、中世の魔女狩りは、フェイク情報、陰謀論から起こった
という趣旨の記述があり、目から鱗が落ちる思いをしました。

魔女がいる、夜な夜な箒にまたがって飛んでいる
→ フェイク情報です

魔王に率いられた魔女たちの世界的な反キリストの宗教があり
社会秩序の破壊と人類の根絶を企んでいる
→ 陰謀論です

フェイク情報と陰謀論を多くの人々が信じたがために
16世紀から17世紀にかけて魔女狩りが横行し、
ヨーロッパで4万〜5万人の人が拷問、処刑を受けました。

フェイク情報、陰謀論を多くの人が信じると、現実に多大な犠牲者が
出ることもあるという歴史的な教訓です。

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