どうなる当初予算?

「年収103万円の壁」問題で、国民民主が178万円を求めたのに対し、
自公の回答は20万円アップの123万円でした。

約2割アップですから、まあこれも一つの案です。
でも鼻息の荒かった国民民主とすれば、「ハイ、OKです」
とは言えないというのもわかります。

折り合いがつかなければ、国民民主が反対に回って
当初予算他の法案がとおりません。

定数100人の議会で、
A党49人
B党49人
C党 2人
の時、C党がキャスティングボートを握って
自分のやりたいことができるというのは
民主主義の構造的欠陥のような気がするのですが…

さて、どうなるか?
キャスティングボートを握る国民民主が好き勝手にできるのか?
自公が何らかの巻き返しに出るのか?
国会がデッドロックに乗り上げてしまうのか?

年収の壁を178万円に引き上げるというのも、
高所得者ほど恩恵が大きいし、
専業主婦の優位を拡大する方向だし、と
あまり評価していないので壁自体がどうなるかというより
国会のバトルがどうなるかを興味深く見ています。



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