米大統領選なので停戦不可?

先日(16日)、バイデン大統領がガザ停戦について
「合意に近づいている」と発言しましたが本当でしょうか?

藤四郎はイスラエルのネタニヤフ首相に停戦する動機が
少ないように思います。
ネタニヤフ首相はトランプ氏が大統領選挙で勝利することに
すべてを賭けているようにみえます。

停戦すれば、それはバイデン大統領の得点になります。
それはすなわちハリス氏への攻撃材料がひとつなくなる
ことであります。
自分だったら即時に戦争を終わらせることができるが
現政権は何もできないでいると主張できたほうが
トランプ氏に都合が良い。


停戦合意しないことは大統領選挙でトランプ氏に有利に働く。
そう考えて、ネタニヤフ首相はトランプ氏の応援のために
停戦合意をしないでおく、交渉自体を引き伸ばす
という戦術に出ているように思います。

早期に停戦する意志があるなら交渉相手の穏健派の
責任者ハニヤ氏を殺害したりしないでしょうし…

このような態度を報復宣言しているイランはどうみるのでしょうか?
イランは報復せざるをえない状況に追い込まれつつあるともいえます。

ガザ地区の悲惨な虐殺を一刻も早くやめさせるために、
(中東の戦争激化は原油の値上がりという形で日本経済、
そして株価に直接ひびいてきますので、個人的な利害からも)
早期に停戦が実現することを心から祈ってます。


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