映画「海の沈黙」 石坂浩二さんが若かった!

映画「海の沈黙」を観ました。

昔、永仁の壺事件というのがあり、それまで鎌倉時代の壺として
重要文化財に指定されていたものが贋作だと判明したら
見向きもされなくなった。
贋作だろうと美しいものは美しいはず。
美とは一体何だろう


この映画の脚本の倉本聰さんがこのような趣旨のことを
週刊誌の対談で言っていたので、興味を持って見に行きました。

贋作者・刺青師 津山竜次(本木雅弘)
世界的な画家である 田村修三(石坂浩二)
修三の妻 田村安奈(小泉今日子)
美術館長 清家(中村トオル)
津山の付人兼エージェント スイケン(中井貴一)
という豪華キャストです。

その中で、「美とは何か」というのはあまり
掘り下げられないで、終わったような気がします。

一番印象に残ったのは
石坂浩二さんが若かった!
ということ。

津山、田村、清家は同年代(同級生?)で昔の友人という
設定です。
石坂浩二さん(83歳)
本木雅弘さんと仲村トオルさんは同い年で誕生日の差で
58歳と59歳です。

24歳差ですけど、この設定に違和感がありませんでした。
最初は田村役を石坂浩二さんがやっているのがわからなかった。
60歳前後の役者を頭の中で探していたからでしょう。

そのあたりを見に行くという手もあると思います。

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