SBI証券で中国株を何度注文しても失効する

昨日、中国株を全部処分することにしました。
習近平3期目では、経済にはあまり重きを置いてないように
みえるし、有能な人(胡春華氏など)を失脚させるし、
持たないリスクよりも持つリスクが大きいと判断しました。

残念ながら持っていた2銘柄とも損切です。

損切りでポジションを閉じるときのコツは
未練は持たない(=値段にこだわらない)ということで
現値よりだいぶ低いか価格で指値しました。

そしたら、即座に失効してしまうのです。

なんどやっても失効です。

ネットで調べてみると、同様の質問がありました。
(SBI証券で)「中国株式を通常時間帯に何度注文しても
失効されてしまいます」
それに対する答えは
「当社で中国株式の注文は、以下の通常取引時間帯にて受付いたします。」
というおバカな答え。

通常時間帯に注文してて、失効するのはなぜかときいているんだよ!

その下に「ELOで指値できる価格範囲の例」というのがあって
以下のように書いてありました。
■買い指値の上限は最良売り気配の9ティック(呼値)上まで。
下限は最良買い気配の20ティック(呼値)下まで。
■売り指値の下限は最良買い気配の9ティック(呼値)下まで。

上限は最良売り気配の20ティック(呼値)上まで。
上記範囲を越えた指値注文は香港証券取引所に受付られず、失効します。


これだけ読んでもわかりません。
呼値について調べたところ、香港市場では呼び値が非常に細かい
ことがわかりました。

藤四郎が指値して失効していた例の一つですが
1株27香港ドル台の株を26香港ドルで指値すると
失効してしまうのです。

27香港ドルの株の呼値は0.05香港ドル。
売指値の下限20ティックなら何と1香港ドルです。
つまり現在27.3香港ドルの株なら、それがほぼ最良買い気配
ですので、26香港ドルは失効してしまうのです。

注文時点でそれを指摘してくれないのも
失効理由でそれが明記されないというのもすごく不思議です。

日本だと値幅制限を越える注文は申し込みできないのが普通ですから。

結局、現値と同じ金額を指値したら受け付けてもらい
全部処分することができました。

今回、この結論に至るまでに40分ほどかかりました。
SBI証券内のQ&Aで解決できないのも不思議
ネットで検索しても同様の質問をしている人が少ないのも不思議

中国、個別株ってそれほどマイナーなんでしょうか?



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将棋

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