「白薔薇殺人事件」

クリスティン・ペリン「白薔薇殺人事件」創元推理文庫を読みました。

読むきっかけは、帯に
「ホロヴィッツと並ぶクリスティの後継者による犯人当てミステリ!」
というのが眼にとまったからです。

クリスティの大ファンとしては読まずにはいられません。

舞台は現代のイギリス。

ミステリ作家の卵のアニー(25歳)が資産家の大叔母フランシスの住む
村に呼ばれるところから始まります。
遺産相続の話なのですが、呼び寄せたフランシスは
邸宅で死んでいた。

フランシスが死んだ翌日、前代未聞の遺言の内容が
明らかにされる。

フランシス殺しとともに1960年代のもう一つの「事件」が
フランシスの日記をとおして語られます。

ホロビッツもペリンも子供向けの作品を手掛けていた、
過去と現在、並行した事件を扱っているなど共通点があります。
違いは、ホロビッツの超絶技巧に対してペリンのほうが
若干シンプルというのが特徴でしょうか。

どちらが好きかは完全に好みだと思います。
藤四郎はシンプルな方を好みますが・・・
自分はどちら派か?
一読してみる価値はあると思います。

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