補正予算約14兆円 国債は6兆6千億円

国の補正予算が明日閣議決定されるそうです。
規模が14兆円。財源のうち6兆6千億円が国債だそうです。
これでは財政規律がなってない、という議論は国会では
あまり盛り上がらないような感じです。
マスコミも強くはいわない。
次は、市場のはず。
イギリスのトラス首相の時、減税を打ち上げたけれど
財源がいい加減ということで、ポンド安で応じました。
結果、市場の混乱を招いたということで、辞任に追い込まれました。
在任期間は49日。
日本は市場も反応しない。
現在のところ151円台で、どちらかというと円高。
藤四郎は、財政規律派というわけじゃありません。
ここまで財源を考えなくてよくなっているのを
面白いと思っている野次馬です。
いっそ、税をとるのをやめにして
無税国家にトライしてみてはどうかとさえ思ってます。
さすがにそうすれば、ハイパーインフレになるのでしょうが、
今の時点で円安にもインフレにもならないというのが
すごく不思議です。
市場というのはとても気まぐれですので、
ある日突然、財政赤字の水準が容認できないという
判断をすることもあると思います。
ひずみが現れるのは、数年後の政府予算だと予想します。
金利上昇 → 政府の利払い増加 → 予算編成での財源不足
というものです。
もうひとつの日銀がにっちもさっちもいかなくなるというルート
金利上昇 → 日銀の債務超過
は、米も債務超過になっても騒がれなかったので大丈夫とみます。
さてどうなりますか?