野生の島のロズ

SFアニメーション映画「野生の島のロズ」を観ました。

嵐のために配送途中で無人島に流れ着いたアシスタントロボットの
ロズが思わぬ出来事からキラリ(島のガン)の母親となります。
狐のチャッカリとも仲良くなります。
その他の島の獣たちはロズやチャッカリを他所者と嫌っていますが・・・

一番のテーマは、ロズの愛、優しさです。
ロボットでもプログラムされた以上のことができるのだということ。

児童文学がもとだそうだそうですが、
ロズとキラリのように本当の親子でなくても通じ会えるというメッセージ
森の獣たちでも近代兵器の強敵に勝てるというストーリー
このあたりは養子が多い社会を反映していたり、独立戦争を経たアメリカらしい映画だと思いました。

日本ではほとんど吹替版で上映されているようです。
主人公のロズは綾瀬はるかさん。
また種崎敦美さんが、敵役でいい味を出していました。

大人も楽しめます。
おすすめです。

ちょっと気になったのは、主要人物の名前が
オリジナルと吹替で違うこと。
ロズは同じですけど、
狐のチャッカリはオリジナルではFink。
(Finkは嫌な奴、卑怯者という意味のようです。)
ガンのキラリはBrightbill。
(明るいくちばしという意味)
その他にもピンクシッポ(Pinktail)、クビナガ(Longneck)などなど。

ブライトビルは言いにくいからやっぱりキラリのほうがいいかな。

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