株価急落の犯人は… 日銀!?

昨日8月13日は日経平均が1200円余り上げて、
終値で36,232円と先週の急落をほぼ取り戻しました。

この下げは何だったのでしょう?

後付けで原因を考えてみると、
日銀植田総裁の記者会見が一番の原因だったように思えます。

7月末の利上げの発表自体は既定路線だったが、
植田総裁が記者会見でこれまでよりタカ派的な発言。
 ↓
市場関係者(特に海外勢)がサプライズと受け止める
 ↓
円キャリー取引などの巻き戻しが起こる
 ↓
円高となる
 ↓
株安となる。株安が株安を呼ぶ

簡略化すればこのような図式で、その後
日銀の内田副総裁が
金融市場が不安定な状況では利上げをしない
と、植田総裁のタカ派発言の修正をしたのを受けて
落ち着きを取り戻して元に戻ったように思えます。

米景気の先行き懸念、中東情勢の緊迫化など
下げやすい外部環境も下げを加速しましたが
本質は「植田ショック」だったのではないかと・・・

新NISAを機に株を購入してみた人で
この暴落に耐え切れず5日の底値で売ってしまった人も
少なからずいるのではないかと思います。

日銀総裁の言葉は重くて、影響範囲も広いんですね。

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