データを疑う

今日の日経新聞は「日本人は休めているか」と題して
祝祭日と有給の消化日数を足して各国の休暇日数を出していました。

日本は祝祭日数21日+有給休暇12日=33日
米国は祝祭日数11日+有給休暇11日=22日
と休みの日数が日本は米国の1.5倍になっていました。

日本の祝日は確か16日だったので年末年始などを含んでいるのか
とデータの出所にあたってみました。

そしたら、日本の21日は祝日が日曜日にあたった場合の
振替休日を含んでいるのでした。
祝日16日+振替休日5日=21日で
日曜が休みという前提ならダブルカウントです。

米国の11日の祝祭日には日曜日はありませんでした。

そもそもアメリカの大企業はクリスマスから
新年まで休みのところも多いと聞きますし、
日本でも年末年始は休みが多かったりしますので
休みの国際比較はなかなか難しいです。

それでも日本の祝祭日21日というのは
データとしてどうなの?
と疑問に思います。
新聞でもデータが適当でない場合があるので
鵜呑みにしてはダメということですね。

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