オルカン 9.2%安

去年からの新NISAでeMAXIS Slim全世界株式(通称オルカン)を
買って儲かったという人は多いでしょう。
なんせ、年間32.4%増という驚異的なパフォーマンスでしたから。
オルカンは世界株式と言いつつ、約65%が米国株です。
ですので、「トランプ関税相場」の影響をもろに受けています。
昨年末と直近の3月15日を比較すると9.2%の下落です。
これで、株式が怖くなってきたという人が多いのかもしれません。
まだ下がるのか、それとも反転上昇に転ずるのか?
トランプ大統領は目先の株価下落は気にしないというスタンスと
報道されています。
今から株価対策をうっても、来年の中間選挙までには
息切れしてしまうので、今年は捨てて、来年に経済対策を
集中的に実施するという戦略ではないかと言われています。
どうなることやら。
悩ましいのは、ドル安がさらに進むのかどうか。
トランプ関税 → 不況 → 金利下げ → ドル安
トランプ関税 → 物価高 → 金利上げ → ドル高
どちらのルートも考えられます。
ドル安を望むトランプ氏から第2のプラザ合意を強要されるという
筋書きも捨てきれません。この場合は円高です。
円高になると為替ヘッジをしていない株などは値下がりします。
ポートフォリオをどのようにしていくかです。
余裕資金はなくてほぼフルインベストメントです。
結局は、現状のままでいて、日本株がターゲットまで来たら
売却してS&P500などが値下がりしたタイミングで
多少の買い増しをしていくという戦術をとるのがいいのかな
と考えている今日この頃です。