静岡県川勝知事の辞任

静岡県の川勝知事が突如辞任しました。
直接のきっかけは4月1日の入庁式のあいさつに
職業差別発言があったということかと思ったら
今日の会見では「リニア延期で区切りがついた」
ということらしいです。
わけがわかりません。
川勝知事のリニアの姿勢に関しては、
藤四郎はずっと疑問に思ってました。
川勝知事は当初、リニアを作るのには反対ではなくて
JR東海に新幹線のぞみを静岡県内に停まらせるとか、静岡空港駅を
つくるとかいった条件闘争を挑んでいました。
それがうまくいかず、水を引き合いにして
JR東海のリニア建設を邪魔をすることを目的に
リニア反対の姿勢をとってきたように思います。
藤四郎がそのように考えるのは、
「最低限守ろうとするものは何なのかを明示し、
リニア開業という国益ともいえる事業との妥協点を探る」
という政治家としての姿勢がまったく見えなかったからです。
環境というのは単なるポーズ。
そのポーズとJRや国に抵抗するのが県民に受けて当選を重ねましたが
リニアに関しては嫌がらせが本質だったと思います。
リニア全体の中で静岡県を通過するのはほんの少しです。
それを無理やりいちゃもんをつけて開業を延期させたのが川勝知事。
藤四郎はそう思ってます。
開業延期に追い込まれたJR東海は莫大な損失となっています。
日本のインフラの整備が遅れたということでもあります。
川勝知事が「準備があるので6月にやめる」というのは
ボーナスをもらってからという意図だろうとさえ勘ぐってしまいます。