「ストーンサークルの殺人」

時々、本に没頭したいと思う時があります。
夢中でストーリーを追いかけ、時を忘れるほどに。

よくできた推理小説はそのような読書にうってつけです。
M・W・クレイン「ストーンサークルの殺人」もそのような
時を与えてくれました。

イギリスにたくさんあるストーンサークルで
連続殺人事件が起こります。
それも生きたまま焼くという残忍な方法で。

さらには3番目の被害者からは、なぜか停職中の警官
ワシントン・ポーの名前が刻みつけられていたことが判明!

猟奇的な連続殺人に対して、ワシントン・ポーと
同僚で、数学と統計学の天才にして世間知らずの箱入り娘
ティリー・ブラッドショーが活躍します。

ワシントン・ポーはなぜ休職中なのか?
そんなサブの疑問も徐々に明らかになります。

警察組織内部の葛藤、人事抗争などお仕事小説としても面白い。
お勧めです。

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